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第46回[休刊直前号]メルマガ発行!!

2023.03.25

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一般社団法人沖縄県里親会

 

里親会ホームページ会員向けニュース(一般用) 第46号[休刊直前号](2023/3/25)

(このメルマガは、HPにて会員登録していただいた「すべての方」にお送りしています)

 

1.担当者徒然

2.お知らせ

3.質問、ご意見コーナー

4.その他ご案内

 

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1.担当者徒然

過ぎた3/4に今年度も無事「高校卒業生壮行会・激励会」を開催することができました。今年卒業予定の9名の子どもたちの内7名が参加し、笑いあり、涙ありのプログラムの中、盛大にその卒業を喜び、祝うことができました。式典の様子は、6月頃発行予定の機関紙「さとおやだより」にてご報告する予定です。それぞれの新しい歩みの幸いを願いながら、私たちも希望を持って新年度を迎えたいものです。

[崎原盛親]

 

 

2.お知らせ

a,沖縄県里親会「ホームページ一般会員用メルマガ」休刊のお知らせ

沖縄県里親会では、これまでホームページで会員登録をしてくださったみなさまに、里親会の現状と里親制度の情報提供のための「ホームページ一般会員用メルマガ」を発行してきましたが、現担当者が新年度に役員を下りることにより発行を継続していくことが難しいために、次回よりしばらく休刊することとなりました。今後は新しい担当者が決まり次第、メルマガ発行の再開を目指していきます。これまでの応援ありがとうございました。

 

 

3.質問、ご意見コーナー

今回は、去る1/23に開催された「令和4年度沖縄県委託等推進委員会」に提出された議題をご紹介します。

 

Q,措置延長を希望する「18歳到達児」への対応について(児童相談所への要望)

平成30年度より、希望する措置児童の「20歳までの措置延長」について「積極的運用」をお願いしているところですが、現在も里親会員からは不満と不安の声が多く上がっています。特に近年は「発達障がい」と診断され、社会とのコミュニケーションに課題を持つ子どもたちも増加しており、「18歳での措置解除」には相当な困難が予想されることから、不安を訴える切実な声が里親会に多く寄せられています。また進学する児童にとっては、「措置延長の決定」は、経済的にも精神的にも大きな安心となります。全国的には進学する児童はもとより、就職する児童についても柔軟な措置延長がなされています。今年度成立した児童福祉法の改正においてはケアリーバーのアフターケア年齢条件も撤廃され、より丁寧に対応すべきことが確認されました。

このような流れの中、希望する子どもたちの措置延長が当たり前になされ、その前提の元に子どもたちが自分の未来に向かって安心して選択肢の幅を広げることができるように、速やかな改善をお願いします。

 

<答>機関名:児童相談所)

措置延長については、児童福祉法第31条や「児童養護施設等及び里親等の措置延長等について」 (平成23年12月28日雇児発第2号)に基づき、決定しているところです。

また、大学等への進学や就職をしたものの、生活が不安定で継続的養育を必要とする児童等の措置延長については、個々の状況を踏まえながら対応しているところです。

なお、措置解除となった者のうち、引き続き、自立のための支援が適当である場合、「社会的養護自立支援事業」を活用するなど、必要な支援を実施しています。

措置延長に関しては今月末に開催される両児童相談所連絡会議でも議題にあがっておりますので、その結果を追ってお知らせしたいと考えています。

 

 

Q,里親委託や措置変更等についての第三者機関の設置について(県への要望)

今年度児童福祉法の改正があり、次年度には「こども家庭庁の設置」が行われるなど、里親制度は大きな変化と更なる深化が期待されています。そのような中、沖縄県においても里親制度先進自治体に習い、児童相談所と里親の架け橋的存在として第三者機関を設置し、可能な限り里親制度の実施と支援を委託する方向で準備を進めていただきたいと願います。

 

<答>(機関名:青少年・子ども家庭課)

今般の児童福祉法の改正に伴い里親を支援する機関として「里親支援センター」を新たな児童福祉施設として位置づけることが示されております。

本県においても「里親支援センター」の設置を見据え、先進的な取り組みをしている自治体(愛知県、静岡市)への視察をしてまいりました。

今回の視察や国の動向等を踏まえ、第三者機関設置の必要性について里親会の考えを伺いつつ、研究していきたいと考えております。

 

 

Q,沖縄県の里親リクルートについて(県、児童相談所への要望)

現在全国的に里親制度拡充のために「里親リクルート事業」が展開され、県内においても「里親支援よしみず」にて事業が進められていますが、里親登録者が他府県に比べて多い沖縄県においては、里親登録をしてもなかなか受託の話が来ずに、その未受託期間が里親としての思いを消失させてしまう大きな要因になっているとの声が上がっています。

そのような現状の中、県内においては里親のリクルート以上に未受託里親へのフォローと委託推進を進めていただきたいと願います。

またそのための里親登録者への研修の充実、そして実親へのアプローチ強化のための児相職員をはじめとした関係機関職員のスキルアップにも努めていただきたいと思います。

 

<答>(機関名:青少年・子ども家庭課)

要望にありましたとおり、未委託里親へのフォロー及び委託の推進につきましては、県としても必要性を認識をしているところです。

この度、実施しております里親へのアンケート結果や、本日の議題にもあります未委託里親の意向調査等を踏まえ、未委託里親への研修やフォローだけでなく、里親皆様への研修の充実及び児童相談所職員を含めた関係職員へのスキルアップに先進県の取り組みの導入検討等取り組んでまいりたいと考えております。

 

以上です。

それでは、また次回をお楽しみに(^^)//

 

 

4.その他ご案内

ご案内の通り、沖縄県里親会ホームページ会員用メルマガは次回からしばらく休刊します。

これまで足がけ5年間のお付き合い、どうもありがとうございました。心より感謝し、お礼申し上げます。(担当サキハラ)

 

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発行:文書委員会

崎原盛親 kibou@nirai.ne.jp

仲根藤江 fujie@ict.okinawa

玉城優子 ikeyun39@ezweb.ne.jp

 

沖縄県里親会事務局:098-882-5709(嘉陽)

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