第5回メルマガ発行!!
2019.03.09
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一般社団法人沖縄県里親会
里親会ホームページ会員向けニュース(一般用) 第5号(2019/3/9)
(このメルマガは、HPにて会員登録していただいた「すべての方」にお送りしています)
1.担当者徒然
2.お知らせ
3.質問、ご意見コーナー
4.その他ご案内
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1.担当者徒然
もう冬も終わりでしょうか?昨年よりまた一回り大きくなった子どもたちの「衣替え」をいつしようか?どの服を処分しようか?迷いながら過ごす日々です...(^^)
春は別れの季節でもありますね。県内の里親家庭でも、今年は13名の子どもたちが自立を予定しています。そのまま里親家庭に残る子、実親の元に帰る子、そして春から自立して一人暮らしを始める子もいます。18歳は、親からすれば、まだまだあどけなさが残り、心配もありますが、時々見せる優しい言葉や配慮に、心の成長を感じるものです。
私たち里親は、子どもたちを預かった瞬間から、いつも子どもたちの「自立」を考えながら子育てをしています。それがおそらく「実子」の子育てとは大きく違うところかなぁと、個人的に感じています。もちろん「卒業」させたからと言って関係が終わるわけではなく、子どもたちのことを考えない日なんて、これからも一生訪れることはないでしょうが...。
私たちもしっかりと「子離れ」をして、「きっと大丈夫」と心に言い聞かせて、最大のエールをもって、子どもたちを今度は社会に預けていきましょう。
[崎原盛親]
2.お知らせ
a, 里親家庭卒業児の「壮行会・激励会」開催について
昨年に引き続き、今年も以下の通り、里親家庭から卒業する子どもたちのための「壮行会」を開催します(今年は13名の子どもたちが自立する予定です)。プログラムの中では、子どもたちのために支援してくださっている企業団体からの支援金贈呈式と共に、後半は子どもたちと里親さんの「生の声」を聞く「茶話会」的なものも行う予定です。参加を希望される方は、席に限りがありますので、里親会事務局まで早めにお問い合わせください。
日時: 3月16日(土)午後2時半~4時(受付2時~)
会場:沖縄市農民研修センター大ホール(沖縄市登川2380)
問い合わせ・申し込み先:里親会事務局 嘉陽[098-882-5709]
3.質問、ご意見コーナー
Q,「里親」とはボランティアなのでしょうか?
A.「里親制度」は国が行う社会的養護の一環です。家庭での養育が困難な子どもたちに対して、「児童養護施設」と同じような子どもたちの行き先の一つとして、里親家庭があります。ですので、「ボランティア」として各々が活動しているのではなく、国による「最低基準」の規則や県による様々な調査や研修、指導の下に、里親は里子たちを養育しています。そのために、養育においては常に児童相談所と協働しなければなりませんし、いろいろな事々についての報告義務もあります。一方、国や県からは子どもたちの生活費や、学習費、療養費といった生活に必要な費用と共に、里親には「里親手当」として一定の額が毎月支払われています。つまり「里親」は一般的な「ボランティア」ではなく、国の児童福祉施策の一翼を担っている「公的な働き」だということができます。
4.その他ご案内
卒業児の壮行会がいよいよ来週に迫ってきました。興味がある方は、ぜひご参加ください。また「子どもたちのために何かできないか」と考えておられる方がいれば、ぜひ勇気をもって事務局までご相談ください。卒業する子どもたちのために、今年も支援金や記念品など、大小問わずさまざまな善意が寄せられています。子どもたちにはどんなものでも、きっと励みになるはずです。またどうぞ、今回に関わらず、今後も里子たちのためには、みなさまのご理解とご支援をよろしくお願いします。
さて、次回メルマガは4/13頃の発行を予定しています。4月からも続けてどうぞよろしくお願いします。
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発行:文書委員会
崎原盛親 kibou@nirai.ne.jp
仲松学 sakuramita0102@ezweb.ne.jp
仲根藤枝 fujie@ict.okinawa
沖縄県里親会事務局:098-882-5709(嘉陽)
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