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第39回メルマガ発行!!

2022.06.04

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一般社団法人沖縄県里親会

 

里親会ホームページ会員向けニュース(一般用) 第39号(2022/6/4)

(このメルマガは、HPにて会員登録していただいた「すべての方」にお送りしています)

 

1.担当者徒然

2.お知らせ

3.質問、ご意見コーナー

4.その他ご案内

 

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1.担当者徒然(沖縄県里親会の役員紹介です。)

今月のご紹介は理事の松田さんです。

1)名前:松田淳子 まつだじゅんこ

2)居住地:那覇市

3)職歴:二十代に三年間吹きガラス工房に勤務。

その後、製織業(首里織)をしていましたが、娘(里子)を迎えてから中断し、最近四年ぶりに復職すべく準備中です。

4)里親や制度にまつわるこれまでのエピソード

養育歴四年 家族構成 夫婦、女児一人

私達夫婦はなかなか子宝に恵まれず、不妊治療を受けたのですが、治療を始めてすぐに子宮がんが見つかりやむなく手術を受けました。

幸いなことに、その後がんの再発や転移も無くがんの標準治療期間である五年が無事に過ぎたので、夫婦で話し合って2016年に里親登録をしました。

登録後に一度季節預かりをし、一時保護の話も二度来ましたが両方ともゼロ歳児で、実子が無く、子育ての経験が無い私達には赤ちゃんは自信が無いからとお断りしました。

その後受託の話が全く来ないので相談員の方に相談し、アドバイスしていただいたとおりに、夫婦で児相へ伺い里親担当の方に話を聞いていただきました。

児相より長期養育の子の話が来たのはその一か月半後で、マッチングを経て我が家に娘を迎えたのは、彼女の二歳の誕生日の直前でした。

娘は生まれてすぐに乳児院に預けられ、そこでの暮らしが長かったせいか家庭での様々なことが珍しかったようです。

リンゴの皮をむくのを見て大喜びしたり、トイレにぬいぐるみを流そうとしたり、色々ありました。

イヤイヤ期や愛着障害、試し行動などが重なり、子育てが全く初めての私達には嵐のような日々でした。特に受託して最初の一週間ほどは大変さのあまり記憶にほとんど残っていません。

三歳で幼稚園に入園したあと、発達の凸凹があることが分かり、翌年からは療育にも通い始め四月から小学生になった今でも続けています。

今月から学童にも通い始めました。

超がつくガチマヤーで人懐こくマイペースな娘に翻弄されつつも、多くの方々との関わりの中で親子共々育てていただいています。

5)里親制度のために取り組みたいこと、課題に感じること

・里親サロンには小さい子を養育されている方がよく参加されているようです。経験豊富なベテランの里親さんとお話しできる機会を設け、養育体験を聞いたりアドバイスを貰えれば子育ての幅も広がると思います。また、レスパイトもベテランの方に積極的にお願いできるようにすれば、リフレッシュや困ったときの対応など里親の安心にもつながるでしょう。

・小学校中学年から二十歳前後の里子を養育している里親の交流会や勉強会も増えるといいと思います。

・サロンで話し合われた疑問や質問、要望、改善してほしいことなどをその都度まとめて児相や関係機関へ里親会より提出し、得られた回答を会のホームページやお知らせなどで公表することで、相互理解や里親制度の改善につながると思います。

・里親一人ではできない事も、里親会という集まりであれば解決できることも多くあるでしょう。児相や関係機関と里親子の間をとりもつのも大切な役割です。里親子それぞれの悩みや問題もまた里親会全体のものでもあり、例外なく全ての里親子に寄り添い情報を共有し、協力して解決していける里親会であれば、里親皆の願いである”子どもの幸せ”の実現にもっと近づけるのではないでしょうか。

6)里親さんへの挨拶文

子育てと里親どちらの経験もまだまだで試行錯誤の日々ですが、多くの里親さんとつながり、すこしでもお手伝いができればと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

里母の皆さ~ん、ぜひ理事になりませんか。理事会にはまだまだ里母が足りません。

日々子どもと向き合い、慈しむ皆様の声を一緒に里親会へ生かしましょう‼

 

 

2.お知らせ

a,一般社団法人沖縄県里親会「総会」の開催について

コロナの収束が待たれる中ですが、沖縄県里親会においては以下の通りの定時総会を行います。今回もコロナの感染対策のために定員を絞っての開催となりますので、当日参加が難しい方には「議決権行使書」や「委任状」の提出による参加をお願いしているところです。関係者の皆様におかれましては、ご理解とご協力をよろしくお願い致します。

日時:2022年6月18日(土)午後2時開始~ [於:県総合福祉センター視聴覚室]

(総会終了後は会場にて会員同士の自由な意見交換の時を持ちます。)

議案1 令和3年度収支決算について

報告1 令和3年度監査報告について

報告2 令和3年度事業報告について

報告3 令和4年度事業計画について

報告4 令和4年度収支予算について

 

 

3.質問、ご意見コーナー

沖縄県では、毎年一回、里親制度に関係するすべての機関が一堂に会し「沖縄県里親委託等推進委員会」を開催しています。昨年度は「コロナ」の影響で年度末ギリギリの2022年3月18日の開催となりましたが、例年同様さまざまな疑問や意見をぶつけ合い、現状の改善を図りました。

今月はその討議内容の中から里親会に関わる議題についてご紹介します。

 

里親会からの質問・要望の議題

1,「20歳までの措置延長」の全国との差異について(児童相談所への要望、県への質問)

2,「委託等推進委員会」の年2回定期開催について(児童相談所への要望)

3,障がいをもつ児童と里親への支援について(全関係機関への要望)

4,措置児童の措置変更時の対応について(県、児童相談所への要望)

5,家庭復帰時の、実親への里親個人情報の取り扱いについて(県、児童相談所への質問)

 

中央児童相談所から里親会への質問の議題

7, 昨年末から里親制度に関する報道がされている件について。今回の件は沖縄県の里親委託推進に多大な影響があると考える。里親会として会員向けに改めて養育里親の役割等をしたり、里親会としての考え方を示す意向があるか。

 

以上です。

その他にも、「里親支援専門相談員」や「里親支援よしみず」からも、県や児相について質問や要望の議題がありました。

詳しい一つ一つの回答とやりとりについては、今後機会を見つけてご紹介していければと思っています。よろしくお願いします。

 

  

4.その他ご案内

「さとおやだより第5号」が発行されました。関係機関窓口での配布や、HPのブログ欄にも掲載されています。機会を見つけてぜひご覧くださり、里親会の生の情報や雰囲気を知っていただければと思います。今回は、先の高校卒業生壮行会の様子や、巣立つ子どもたちの進路や夢なども掲載されています(^^)

それでは、次回メルマガ発行は7/9頃を予定しています。続けてどうぞよろしくお願いします。

 

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発行:文書委員会

崎原盛親 kibou@nirai.ne.jp

仲根藤江 fujie@ict.okinawa

玉城優子 ikeyun39@ezweb.ne.jp

 

沖縄県里親会事務局:098-882-5709(嘉陽)

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