第30回メルマガ発行!!
2021.06.12
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一般社団法人沖縄県里親会
里親会ホームページ会員向けニュース(一般用) 第30号(2021/6/12)
(このメルマガは、HPにて会員登録していただいた「すべての方」にお送りしています)
1.担当者徒然
2.お知らせ
3.質問、ご意見コーナー
4.その他ご案内
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1.担当者徒然
沖縄ではコロナの感染拡大が全国最悪となってしまい、「緊急事態宣言」の中「子どもたちの休校」を含めた強い措置が続いていますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
実子を含めて、子どもたちもずいぶんと大きくなった我が家では、現在中学生と高校生が一人ずつ。そんな2人が24時間お家にいる状況の日々は、特に手がかかるわけでもなく、逆に最近部活動が忙しくてお家にいないことが増えていた2人とゆっくりコミュニケーションをもつことができて、一緒におしゃべりをしたり、ゲームをしたり...、もちろんコロナの速やかな収束を願いつつも、これはこれで楽しい日々を過ごしています...(^^)
[崎原盛親]
2.お知らせ
a, 一般社団法人沖縄県里親会 役員の改選について
去った5/29 (土)に「一般社団法人沖縄県里親会総会」が無事行われ、議案はすべて原案通り可決されました。その中で、新しい里親会の役員も以下の通りに選出されました(任期2年)。その後行われた「緊急理事会」において、理事の互選により、会長、両副会長とも、継続して重任となっております。
これからも役員全員一丸となって、里親制度の充実と向上のために努力していきますので、みなさまの一層のご支援とご協力をどうぞよろしくお願いします。
新役員(任期2021年5月~2023年5月)
会 長 松川園子 浦添市 養育里親
副会長 崎原盛親 北谷町 養育里親
副会長 仲松 学 中城村 養育里親
理 事 浦原 英 石垣市 養育里親(専門)
理 事 神谷眞行 中城村 養育里親(専門)・ファミリーホーム
理 事 大川 聡 金武町 養育里親
理 事 野中大輔 宜野湾市 養育里親
理 事 松田淳子 那覇市 養育里親
理 事 宮城雅也 学識経験者 沖縄中部療育医療センター
理 事 砂川麻世 学識経験者 沖縄女子短期大学児童教育学科教授
監 事 玉城優子 南城市 養育里親・児童養護施設職員
監 事 石川 謙 那覇市 養育里親
今後役員のみなさまのおひとりおひとりの紹介を計画しています。どうぞお楽しみに(^^)//
3.質問、ご意見コーナー
沖縄県では、毎年一回、里親制度に関係するすべての機関が一堂に会し「沖縄県里親委託等推進委員会」を開催しています。昨年度は「コロナ」の影響で「文書のみ」での開催となりましたが、毎年さまざまな疑問や意見をぶつけ合い、現状の改善を図っています。
今月もその討議内容を、ピックアップしてご紹介します。
今回は(その5・最終回)です
Q,措置児童の家庭復帰時の対応について(児相への要望)
家庭復帰の際に、日々児童とふれあい理解している里親の意見がほとんど反映されていない現状を憂慮します。たとえ幼児であっても、里親の意見を確認し反映するシステムにしていただきたい。可能であれば、里親の意見も含めて決定された家庭復帰の流れを、できるだけ文書等で明示し、里親と共有してほしい。「家庭復帰が適切であると決定した理由」についても、里親が安心して子どもをお返しできるよう説明を求めたい。
その他、措置時、解除時、あるいは問題発生時には、担当ワーカーと頻繁に連絡を取りたいと思ってもなかなか一度で連絡がつかないケースがあることから、里親専用の緊急連絡先やメールアドレス等、工夫をしてほしい。
また「家庭復帰後」についても、「子どもたちの育ち」を心配し思い続けている里親のために、定期的な見守り情報を開示することや、その後の実親支援等に「希望する里親」を活用することなども、検討してほしい。
<答>[本庁]
令和2年度から各児童相談所に担当ケースを持たない里親養育支援児童福祉司を配置した。
児童相談所の担当者は、様々な考え方や教育方針をもった里親と関わることになるため、原則を守った中でも柔軟な対応が必要となってくると考えられる。
これまでは、里親担当職員がケースを抱えており、外勤等により連絡をとることが難しい状況もあったが、ケースを持たないため、外動の機会も限定されることから、里親への対応については改善されていくと考えている。
<答>[児童相談所]
里親の皆様に不快な思いを抱かせていることについて、大変重く受け止めています。
様々なケースの対応に追われ、里親さんに誤解を与えるような言動を取っている可能性もあると思います。このような誤解を生じていることについて、個別のケースに応じ、里親・担当間で調整や確認をしながら進めていきたいと考えております。上記のような言動があった場合には、児童相談所にご連絡いただければと思います。
さらに、上記提案理由にご指摘がありましたように、職員は専門的な研修等を受講し、資質向上に努めてまいります。
今後も児童の健全な育成という目標に向けて、里親と密に連携を取りながら協働していきたいと考えております。
<答>[里親支援専門相談員]
里親さんの状況や心情を理解し、里親さんとお話させて頂いているつもりではありますが、里親さんの意図や方向性とは違う場合に誤解や齟齬があるかもしれません。今後とも、里親支援専門相談員として資質向上に努め、里親さんが安心して養育ができるよう寄り添っていきたい。
以上です。
文面にもあるように、私たち里親と関係機関とは同じゴールを目指して協働する関係にあります。しかし困難な課題や緊急時等、心に余裕がないときにはちょっとした言動がボタンの掛け違いを生み、それが誤解や不信感につながることがあります。里親への支援体制も近年飛躍的に充実し、職員のみなさんも一生懸命支えていただき、その資質も向上していることを肌で感じます。普段からよいコミュニケーションを持ち、問題が生じた際にもすぐに解決に向けて進むことができるように、私たち里親も続けて努力していきたいと思います
その他、昨年の「沖縄県委託等推進委員会」では「沖縄県こころサポート事業」の継続についても要望をお伝えしました。昨年の「委託等推進委員会」についての報告は以上で終了です。
次回からは今年実施した「里親現状意向アンケート」から、県内の里親の現状や課題について、お伝えしていきたいと思います。お楽しみに。
4.その他ご案内
沖縄県里親会の役員のことを「もっと知りたい」とのお声がありましたので、今年度新体制の出発に合わせて、次回より役員お一人お一人のことをもう少し掘り下げてご紹介して行きたいと考えています。どうぞ楽しみにお待ちください。
また今月、「株式会社モダンプロダクション」様より里親家庭に、7/4に行われるプロ野球「日本ハムVSソフトバンク」の内野席チケットを10枚寄贈いただきました。ありがとうございました。
それでは、次回メルマガ発行は2021/7/17頃を予定しています。続けてどうぞよろしくお願いします。
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発行:文書委員会
崎原盛親 kibou@nirai.ne.jp
仲根藤枝 fujie@ict.okinawa
玉城優子 ikeyun39@ezweb.ne.jp
沖縄県里親会事務局:098-882-5709(嘉陽)
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