第15回メルマガ発行!!
2020.02.08
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一般社団法人沖縄県里親会
里親会ホームページ会員向けニュース(一般用) 第15号(2020/2/8)
(このメルマガは、HPにて会員登録していただいた「すべての方」にお送りしています)
1.担当者徒然
2.お知らせ
3.質問、ご意見コーナー
4.その他ご案内
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1.担当者徒然
寒暖の差が激しい日々。新型コロナウイルスやインフルエンザなど、感染症には気を付けなければなりませんね。まずは手洗い、うがいと基本的なことが大切とのこと。子どもたちと一緒に、実践していきたいと思います。
さて先日の報道では、昨年も県内の「児童虐待通告件数」は過去最高を記録し、1467人(速報値)だったとのことでした。これには「虐待が増えている」というよりも、社会的に「児童虐待」への認識が高まり、早い段階で行政が介入することができているという良い面もあるでしょう。一方で、対応する児童相談所ではどんなに人員が増えても仕事が追い付かない状態であると耳にします。
改善、解決にはまだまだ長い時間がかかりますが、一つ一つ基本的なことから課題を解決していき、より効率的にそして速やかに子どもたちの保護、そして適切な養育環境が提供されるように、それぞれの立場でできることを積み上げていきたいものです。
[崎原盛親]
2.お知らせ
a,里親家庭卒業児の「第3回壮行会・激励会」開催について
昨年に引き続き、今年も以下の通り、里親家庭から卒業する子どもたちのための「壮行会」を開催します(今年は11名の子どもたちが自立する予定です)。プログラムの中では、子どもたちのために支援してくださっている企業団体からの支援金贈呈式と共に、後半は子どもたちと里親さんの「生の声」を聞く、「激励会」も行います。参加を希望される方は、席に限りがありますので、里親会事務局まで早めにお問い合わせください。
日時:2020年3月14日(土)午後2時受付~
会場:沖縄県総合福祉センター西棟4階 第5・6・7会議室
プログラム: 壮行会(支援金贈呈式) 午後2時半~3時
激励会 午後3時~4時
申し込み先:沖縄県里親会事務局(098-882-5709嘉陽)
3.質問、ご意見コーナー
Q,「家庭的養護」とは何ですか?
A.実親家庭での養育が困難であると判断された児童(要保護児童)は、児童相談所に保護され、適切な養育がなされる環境が提供されることとなりますが、その際、従来「施設」への措置委託が多かった日本においても、近年より「家庭」に近い環境での代替養育がなされるように国は転換を図っています。このような「家庭に近い環境での養育」のことを「家庭的養護」といいます。国はその一番の方策として「里親制度の活用」を挙げており、制度の拡充とともに、里親の募集、里親の資質向上を図っているところです。また既存の児童養護施設においても、より「家庭」に近い環境とするために、本体施設を「ユニット型」にすることや、地域におおむね6名単位で生活をすることができる「地域小規模施設」を作ることによって、「家庭的養護」の推進を進めています。
子どもたちが将来自らの家庭を築くときに、この「家庭的養護」の経験が大きく助けになるものと期待されています。
4.その他ご案内
今年も11名の子どもたちが里親家庭からの巣立ちを準備しています。そしてその子どもたちを応援するために、今年も多くの善意が寄せられています。心より感謝します。ぜひ子どもたちの「壮行会・激励会」にも足をお運びください。
また私たち里親会では、自立していく子どもたちの支援をもっと行政が責任をもつように、特に「希望する子どもたちすべて」の「20歳までの措置延長」を県に強く要望しています。まだ「よい回答」をいただけてはいませんが、続けて粘り強く要請をしていく考えです。どうぞご支援ください。
それでは次回メルマガは3/7頃の発行予定です。続けてどうぞよろしくお願いします。
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発行:文書委員会
崎原盛親 kibou@nirai.ne.jp
仲松学 sakuramita0102@ezweb.ne.jp
仲根藤枝 fujie@ict.okinawa
沖縄県里親会事務局:098-882-5709(嘉陽)
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