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第13回メルマガ発行!!

2019.12.07

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一般社団法人沖縄県里親会

 

里親会ホームページ会員向けニュース(一般用) 第13号(2019/12/7)

(このメルマガは、HPにて会員登録していただいた「すべての方」にお送りしています)

 

1.担当者徒然

2.お知らせ

3.質問、ご意見コーナー

4.その他ご案内

 

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1.担当者徒然

先月の「首里城火災」のニュースに続き、今月は「ペシャワール会」の中村哲氏銃撃のニュースが世界を駆け巡りました。街ではクリスマスの華やかなイルミネーションが光り輝き、モノや音楽に溢れていますが、一方世界の様々な地域では、今も痛ましいニュースや紛争のニュースが絶えません...。

子どもたちがプレゼントを楽しみにしているクリスマス。けれどもその日が「自分たち」だけでなく、世界中のみんなが幸せになることを願って、そのために「何ができるか?」を考える、そんな素敵なクリスマスにもしたいと願います。

 [崎原盛親]

 

 

2.お知らせ

a,沖縄県里親会「地域表敬訪問」と「賛助会員」募集について

現在「沖縄県里親会」では、地域福祉を担っておられる各地の「社会福祉協議会」と「民生児童委員会」への表敬訪問と、併せて「里親制度」の広報活動、賛助会員の募集、を行っています。今後更に制度への理解が進み、地域に生きる里子たちがより安心して成長していくことができるようにと願っています。

「賛助会員」は里親制度に関心のある方なら、どなたでも入会いただけます。年会費は個人会員が「2,000円」、団体会員が「10,000円」となっており、里親会活動のために尊く活用させていただいています(卒業児童壮行会、等)。詳しくは、里親会事務局[098-882-5709]、または「あなたにできることはhttp://www.satooya.okinawa/can.php」ページをご覧ください。

 

b, RBCiラジオ「応援!18の旅立ち応援キャンペーン」について

「RBCiラジオ」様には、毎年18歳で卒業し、施設や里親家庭を旅立つ子どもたちのためにチャリティー活動をしていただき、一人10万円を目標に、子どもたち一人一人に直接自立支援金を贈っていただいています。今年もすでにキャンペーンがスタートし、募金活動、広報活動、またチャリティーカレンダーの販売などが行われています。里親家庭から、今年は「11名」の子どもたちが「巣立つ」予定です。今年も皆さんの温かい励ましと善意のご協力を、よろしくお願いします。

 

 

c,「特別養子縁組研修会~育ててもらうという選択」のご案内

日にちが迫っていますが、以下の通りの研修会が開催されます。ご興味のある方はぜひご参加ください。

主催:一般社団法人おきなわ子ども未来ネットワーク(代表理事:山内優子)

日時:令和元年12月11日(水)13時~16時半

会場:沖縄県立博物館・美術館講堂(那覇市おもろまち3-1-1)

日程:13:00~13:10 主催者あいさつ

   13:10~14:00 現状報告「若年妊娠出産について」

三浦耕子(沖縄県立中部病院産婦人科)

後野哲彦(沖縄県コザ児童相談所所長)

   14:00~14:15 休憩

   14:15~16:15 特別講演「特別養子縁組で家族になる」

          千田真司(andfamily代表)

   16:15~16:30 閉会

定員:200名

問い合わせ先:一般社団法人おきなわ子ども未来ネットワーク(Tel098-989-7301)

[事前の申し込みは必要ありません。直接会場にお越しください。]

 

 

3.質問、ご意見コーナー

Q,「里親委託率」とは何ですか?

 

A.家庭の事情により「代替養育」が必要となった児童について、乳児院・児童養護施設等の「施設」への措置と「里親家庭」に措置される児童との「割合」を表すものです。現在、日本全体での里親委託率は「約18%」となっていますので、乳幼児も含め「代替養育」の必要な子どもたちが100人いた場合、18人が「里親」へ、そして72人が「施設」へ措置されているということになります。一方この委託率については自治体によって大きく差があり、現在沖縄県の委託率は「約34%」と、全国平均の2倍ほどの高い数字となっています。

先進国の中では、日本の里親委託率は「かなり低い」ことが指摘されており、現在、国は更なる「里親委託率」の向上を目指し取り組んでいます。平成29年にまとめられた「新しい社会的養育ビジョン」においては、里親委託率を乳幼児で「75%」、小学生以上でも「50%」を目標とすることが明記されていますが、現状では「親権」の取り扱いの問題など様々な課題が山積しており「一朝一夕」にはいかないのが現実ですが、沖縄県では今後10年間の目標値として「里親委託率40%」を目指すことが確認されている他、児童養護施設においても、「より家庭に近い形」で子どもたちが生活できるように、小規模化し、地域の中で概ね6名以下で運営されていく取り組みが始まっています。

 

 

4.その他ご案内

もうすぐクリスマス。里親会ではこの時期「里親里子交流事業」として「クリスマス会」を開催しています。子どもたちも中学生ぐらいになると忙しく、全員が参加できるわけではありませんが、それでも県内各離島からも参加があり、参加者は100名を超える盛大な催し物となっています。子どもたちの元気な声と笑い声で溢れるこのクリスマス会は、ボランティアによるサンタさんからのクリスマスプレゼントやケーキ、新小学一年生へのランドセル寄贈、お年玉の図書券の寄贈など、本当に多くの暖かいご支援をいただいています。このような支援団体については、次回メルマガにてご案内させていただければと思っています。

それでは次回メルマガは2020年1/11頃の発行を予定しています。みなさま、よいお年をお迎えください(^^)//

 

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発行:文書委員会

崎原盛親 kibou@nirai.ne.jp

仲松学 sakuramita0102@ezweb.ne.jp

仲根藤枝 fujie@ict.okinawa

 

沖縄県里親会事務局:098-882-5709(嘉陽)

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