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第32回メルマガ発行!!

2021.09.04

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一般社団法人沖縄県里親会

 

里親会ホームページ会員向けニュース(一般用) 第32号(2021/9/4)

(このメルマガは、HPにて会員登録していただいた「すべての方」にお送りしています)

 

1.担当者徒然

2.お知らせ

3.質問、ご意見コーナー

4.その他ご案内

 

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1.担当者徒然(今月からは沖縄県里親会の役員の紹介です。)

今月、トップバッターは、里親会会長の松川園子さんです。

 

1.名前:

松川園子(まつかわ そのこ)

2.居住地:

浦添市

3.仕事:

親子が自由に遊べる「コミュニティ広場Anne」経営。

主に就学前のお子さんの子育てを応援しています。お喋りをしながら笑ったり、泣いたり、学びと癒しの空間を作るのが仕事です。

4.里親歴:

里親歴約19年。実子4人。下の子が4年生の時に2歳の女の子を受託。2年後に1歳4か月の子を受託。不安の強い子、発達に課題のある子の養育でしたが家族仲良く楽しい子育てができました。現在20歳と16歳。自分の考えを持ち行動できる子に育ちましたよ。

5.里親制度発展のために取り組みたいこと:

今、私が一番に課題にしているのは、里親登録から受託、受託解除後に至るまでの切れ目ない里親家庭支援。いろんな支援機関ができてきたが、連携がまだ十分じゃないと思う。子育ては親が安定して上手くいく。ましてや、子ども達は手ごわい。常識以上の柔軟な対応が必要になる。それには、スーパーバイザー的支援が必要になる。現在里親会で『こころサポートさとおや』を運営して少しは里親家庭の支援ができてきたとは思う。それでもまだまだ支援が届かず不調になる事例がある。それが悔しい。しっかりと支援体制が確立した後の里親委託だとしみじみ思う。

6.里親さんへのごあいさつ:

舌足らずで未熟な私が沖縄県里親会会長の大役を務める事になって4年目に入りました。副会長や事務局、理事の皆様の支え、応援してくれる会員の皆様のチーム力があってこその会長の役割ができていると思います。毎日が勉強、毎日が成長。少しでも皆様の支えになれるように2年間里親会に向き合って行きたいと思いますので、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。

 

※10月の里親月間に合わせて、松川会長が沖縄県広報テレビ番組「うまんちゅ広場」に登場します(放送予定は10/2[15:55~16:00]QAB、10/3[16:54~16:59]RBCです)。ぜひご覧ください(^^)//(崎原)

 

 

2.お知らせ

a, 「一般社団法人沖縄県里親会」臨時総会の開催について

以下の通り、臨時総会を開催します。里親会員のみなさまにはすでに資料が届いていることと思いますが、内容についてご質問やご意見があれば、里親会事務局までお問合せください。

日時:2021年9月23日(木・祝)13:30~(受付開始13時)

会場:沖縄県総合福祉センター東棟403研修室(定員20名)

議案:1.令和3年度事業計画について

2.令和3年度収支予算について

3.定款の変更について

※緊急事態宣言発令の際は、会場変更、参加者の制限を行うことがあります。

※総会終了後、情報交換の合同里親サロンを予定しています。

 

b,全国(・九州地区)里親研修大会参加者募集について(オンライン)

第66回全国(九州地区)里親研修大会

2021年10/16(土)~17(日)[両日とも10時開始](ZOOMにて開催)

参加費:4000円(インターネットまたはFAXにて個別申し込み)

※申込者は当日参加の有無にかかわらず、大会を録画した記録映像を編集後、11/1~11/30までの期間自由に閲覧できるようになる予定です。

申し込み問い合わせ先:名鉄観光福岡支店(092-451-8811、FAX092-432-3600)

大会内容問い合わせ先:福岡市里親会(090-6298-2670)

https://satooyatukusinbo.jimdo.com/%E5%85%A8%E5%9B%BD%E9%87%8C%E8%A6%AA%E5%A4%A7%E4%BC%9A/

大会案内チラシではすでに申込期限を過ぎていますが、申込期間が短かったことと、今回はオンラインでの開催であることから、9月末までは「定員に達するまで」参加申し込みを受け付けるとのことです。

通常の全国大会は現地に行かなければなりませんでしたが、今回はオンラインのため、気軽に参加し、また全国の里親会の雰囲気や最新情報なども知ることができます。

「里親制度に関心がある方」も参加対象となりますので、里親でない方もご興味があればぜひお申し込みください。

 

 

3.質問、ご意見コーナー

Q,沖縄県里親会「現状調査アンケート2021」から(2)

 

A.前回に引き続き、過ぎた2月に「沖縄県里親会」会員に向けに行われた「現状調査アンケート2021」の回答結果から、今の沖縄の「里親の現状」についてお伝えしたいと思います。

(アンケートケート回収状況:送付総数「218世帯」、「回答数100世帯(回答率45.9%)」)

今回ご紹介するのは、里子の「受託経験」についてです。結果は以下の通りとなりました。

 

問,受託経験は?(措置委託)

なし(23件[23%])

あり(74件[74%][内、お別れ経験あり30件、なし41件、未回答3件])

未回答(3件[3%])

 

問,受託経験は?(一時保護)

なし(43件[43%])

あり(52件[52%])

未回答(5件[5%])

 

問,受託経験は?(季節里親、週末里親、等)

なし(52件[52%])

あり(43件[43%])

未回答(5件[5%])

 

いかがでしょうか?

まず「措置委託」については、7割以上の里親さんが「受託経験あり」となりました。一方で、里親登録後も里子の委託をまだ受けていない方が「2割強」おられます。さらに受託経験があっても、現在は里子を預かっていない方もおられますので、近年里親委託が進んでいる中でも、新規里親登録者も含め、県内の里親さんは、「里子を受け入れる余力がまだ十分にある」と言えるでしょう。

また次の「一時保護」についても、5割以上の方が受託を経験されていて、「里親」が「緊急一時保護」の預け入れ先としても活用されていることがわかります。昨年もお伝えしたように、近年「乳幼児」の一時保護が増えており、その行先として、満床の「乳児院」に代わって里親家庭がその受け皿になっていることがわかります。

最後に「季節里親、週末里親」での受託は、「沖縄県里親会の独自事業」としてボランティアで行われているもので、普段「施設」に入所している子どもたちを、「週末」や「長期休暇」の際に里親家庭にてお預かりする事業です。ごくわずかな期間であっても、子どもたちが「家庭」を体験することは、将来「自らの家庭」を築く上での「モデル」となる貴重な体験となるものと確信し、事業を続けています。

 

それでは、今後も「アンケートの結果」をもとに、一緒に県内の里親制度の現状を考えていきたいと思います。どうぞお楽しみに(^^)//

 

 

4.その他ご案内

今回より、「身近な里親会」を目指し、冒頭の通り沖縄県里親会の「役員紹介」を始めました。名称は固いですが、里親会の役員は基本的に現役の里親さんによって構成されています。私たちの姿や思いを、そのままお伝えすることができればと願っています。

それでは、次回メルマガ発行は2021/10/9頃を予定しています。続けてどうぞよろしくお願いします。

 

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発行:文書委員会

崎原盛親 kibou@nirai.ne.jp

仲根藤枝 fujie@ict.okinawa

玉城優子 ikeyun39@ezweb.ne.jp

 

沖縄県里親会事務局:098-882-5709(嘉陽)

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